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補助金を使ってHPを作るときの落とし穴と、失敗しない7つのコツ

「補助金を使ってHPを作りたい!」

このシリーズを読んで、そう思った方も多いと思います。でもちょっと待ってください。補助金を使ったHP制作には、知らないとハマる落とし穴がいくつもあるんです

今回は、補助金でのHP制作でよくある失敗パターンと、回避するためのコツを解説していきますね。

※ 2026年4月時点の情報をもとにしています。具体的な制度の内容は年度や公募回で変わるので、申請前に必ず公式サイトで確認してください。

結論:補助金は「使えたらラッキー」のスタンスが正解

補助金を使ったHP制作の最大の落とし穴は、「補助金ありき」で予算を組んでしまうことです。

採択されない可能性、立替が必要なこと、HPに使える上限がある制度が多いこと…これらを理解した上で、「採択されたらラッキー、ダメでも自走できる」予算組みが鉄則ですね。

落とし穴①:採択前に発注しちゃう

これが一番多い失敗です。補助金は「採択されてから発注」が鉄則。先にHP制作を始めると、その費用は補助対象外になります。

タイミング 判定
申請前に契約・発注 ❌ 補助対象外
申請中(採択決定前)に契約 ❌ 補助対象外
採択決定後に契約・発注 ✅ 補助対象

「早くHPを作りたい」気持ちは分かりますが、ここはぐっと我慢。採択通知が届いてから動き出しましょう。

落とし穴②:HPだけで満額もらえると思ってる

これも勘違いされがち。小規模事業者持続化補助金ではHP関連費は補助金額の1/4までという縛りがあります。

例えば50万円の補助金が決まっても、HP制作に使えるのは12.5万円まで。残りの37.5万円は他の販路開拓費(チラシ・展示会出展・広告など)に充てる必要があります。

落とし穴③:後払いの立替資金を考えてない

補助金は基本「後払い」。制作費はいったん自分で全額支払って、事業完了後に補助金が振り込まれます。

段階 お金の動き
申請
採択決定
発注・制作 制作費を全額支払い(自己資金)
実績報告
補助金交付 補助金が入金(数ヶ月後)

制作費50万円のHPなら、いったん50万円を支払う必要があります。「補助金が出るから払えない…」では話になりません。

落とし穴④:申請書類の作成を甘く見る

補助金は事業計画書の質で採択が決まります。テンプレートに穴埋めしただけの薄い計画書では、まず通りません。

特に大事な項目はこの3つ。

  • 現状の課題:何が問題で困っているのか
  • 解決策とHPの役割:HPがどう課題解決に貢献するか
  • 具体的な数値目標:問い合わせ件数、売上目標など

「HPが古くて見栄えが悪いから新しくしたい」だけだと弱い。「現状○件しか問い合わせがないが、HPリニューアルで月◯件を目指す」のように、ビジネスの数字とつなげて書きましょう。

落とし穴⑤:採択率を理解してない

補助金には採択率があります。100%通る制度はありません。

制度 採択率の目安
小規模事業者持続化補助金 50〜60%前後(公募回による)
デジタル化・AI導入補助金 50〜70%前後
地域・自治体の補助金 制度による(地元は比較的高め)

申請したら必ず採択されると思い込まないこと。「採択されなくてもHPは作る」覚悟で予算を組むのが安全です。

落とし穴⑥:制作会社選びをミスる

補助金対応の経験がない制作会社に依頼すると、書類不備で補助金がおりないリスクがあります。

制作会社を選ぶときのチェックポイントはこちら。

  • 補助金を使った制作実績があるか
  • 申請に必要な見積書・仕様書をきちんと出してくれるか
  • 実績報告で必要な書類(請求書・納品書・成果物)を揃えてくれるか
  • 事業計画書の作成サポートをしてくれるか

信頼できる制作者の見分け方もあわせてチェックしてくださいね。

落とし穴⑦:実績報告を雑にやる

補助金は実績報告が承認されないと振り込まれません。書類不備や報告漏れで補助金が出なかった例も少なくないんです。

必要書類の例:

  • 請求書・領収書の原本
  • 振込明細(通帳のコピー等)
  • 完成したHPのキャプチャ
  • 事業計画と実績の対比表
  • 各種証明書類

制作会社と協力して、漏れなく揃えましょう。

失敗しないための7つのコツ

  1. 採択されてから発注する — 鉄則
  2. 補助金ありきで予算を組まない — 自己資金でも回せるか確認
  3. 立替資金を確保しておく — 制作費の全額分
  4. 事業計画書は数字で語る — 抽象的な表現を避ける
  5. 補助金経験のある制作会社を選ぶ — 書類のサポートが受けられる
  6. 申請期限の3週間前には書類を完成させる — ギリギリは事故のもと
  7. 商工会・商工会議所に相談する — 無料で書類のチェックをしてくれる

補助金を使うべき人・使わない方がいい人

使うべき人 使わない方がいい人
立替資金に余裕がある キャッシュが厳しい
事業計画を作るのが得意 or サポートを受けられる 書類仕事が苦手で誰にも頼れない
HP以外の販路開拓費も使う予定 HPだけに使いたい(持続化補助金の場合)
申請期限まで余裕がある 来週HPが必要

まとめ:補助金は「上手く使えればラッキー」のおまけ

  • 採択前の発注は絶対NG
  • HPだけで満額はムリな制度が多い
  • 後払いなので立替資金が必須
  • 事業計画書は数字で具体的に
  • 採択率は50〜70%、確実ではない
  • 補助金経験のある制作会社を選ぶ
  • 実績報告までしっかり対応する

補助金は確かにおトクな制度ですが、「補助金が前提」のHP計画は危険です。あくまで「使えたらラッキー」のスタンスで、自己資金でも実行できる範囲のHP計画を組むのが安全策ですね。

「補助金申請のサポートも込みでHPを作ってほしい」「うちはどの制度が合う?」という方は、お気軽にご相談ください。シリーズの最初に書いた岐阜の補助金まとめもあわせて参考にしてくださいね。

出典

最終確認日:2026年4月28日