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ホームページ保守・管理

WordPressを更新しないと何が起きる?7つのデメリットと対策の全体像

「とりあえず作ったホームページ、最近ぜんぜん更新できていない……」

そんな状況、心当たりはありませんか?

ホームページは作って終わりではありません。更新しないまま放置していると、じわじわと見えないところでデメリットが積み重なっていきます。

今回はWordPressサイトを更新しないことで起きる問題を7つ整理しました。「なんとなくまずいとは思っていたけど、具体的に何が起きるのかわからない」という方にこそ読んでほしい内容です。

「更新しない」には2種類ある

まず「更新しない」には2つの意味があるので整理しておきましょう。

種類 内容
コンテンツの更新をしない ブログ記事・お知らせを投稿しない 最終更新が1年以上前
システムの更新をしない WordPress本体・プラグインをアップデートしない バージョンが古いまま放置

この2つはそれぞれ異なるリスクを持っています。どちらも「放置していい理由」にはなりません。順番に見ていきましょう。

WordPressを更新しない7つのデメリット

① セキュリティの脆弱性が放置される

WordPressはシェア率が世界のCMSの約43%を占めています。シェアが高い分、ハッカーの標的になりやすいというリスクがあります。

WordPress本体やプラグインの更新には、セキュリティの脆弱性を修正するパッチが含まれています。更新しないということは、既知の穴をずっと開けたままにしておくようなものです。

不正アクセスされると、サイトの改ざん・個人情報の漏洩・スパムメールの踏み台にされるといった被害が起きます。「うちは小さなサイトだから関係ない」と思っていても、自動化されたボットが片っ端からサイトを狙っている現実があります。

② 検索順位が下がっていく

Googleはコンテンツの鮮度を評価基準のひとつとしています。

長期間更新のないサイトは「活動していないサイト」と判断され、じわじわと検索順位が下がっていきます。一度下がった順位を取り戻すには、上げるよりも時間がかかることが多いですね。

また、競合サイトが定期的に記事を更新していれば、相対的に自分のサイトの評価は下がり続けます。

③ 訪問者からの信頼を失う

サイトに訪問したとき、最終更新が2年前・3年前だったらどう感じますか?

「このお店、まだやってるのかな?」「情報が古いんじゃないか?」と感じて、問い合わせをためらう人は少なくありません。特にお問い合わせや依頼を受けることを目的としたサイトでは、更新頻度は信頼のシグナルになります。

④ プラグインやテーマが動かなくなる

WordPressのプラグインやテーマは、それぞれ独自に更新を続けています。WordPress本体だけ古いままにしていると、新しいプラグインと互換性が取れなくなり、突然サイトの一部が壊れることがあります。

逆にプラグインだけ最新にしてWordPress本体が古い場合も同様のリスクがあります。更新はバランスよく行う必要がありますね。

⑤ PHPのサポートが切れてサイトが止まる

WordPressはPHPというプログラミング言語で動いています。PHPにはバージョンごとにサポート期限があり、期限が切れたバージョンはセキュリティ修正が提供されなくなります。

PHPバージョン サポート終了時期
PHP 7.4 2022年11月終了
PHP 8.0 2023年11月終了
PHP 8.1 2025年12月終了
PHP 8.2 2026年12月終了(予定)

レンタルサーバーがPHPのバージョンを強制アップデートした際に、古いWordPressやプラグインが対応していないとサイトが表示されなくなるケースも実際に起きています。

⑥ 既存のお客様が離れていく

新規集客だけでなく、既存のお客様へのアプローチとしてもブログ更新は有効です。

定期的に役立つ情報を発信することで「このサイトは信頼できる」「また読みに来よう」という関係が生まれます。更新が止まると、一度来てくれたお客様が次に来る理由がなくなってしまいます。

⑦ 競合他社にじわじわ差をつけられる

ビジネスにおいて、自分が止まっているあいだも競合は動き続けています。

定期的にブログを更新しているライバルのサイトは、SEO評価が上がり、お客様からの信頼も積み上がっていきます。更新しないという選択は、競合との差を広げることにつながるんですね。

まとめ:放置コストは「何もしていないコスト」じゃない

7つのデメリットをまとめると:

# デメリット リスクの種類
セキュリティの脆弱性 即時リスク
検索順位の低下 中長期リスク
訪問者からの信頼低下 中長期リスク
プラグイン・テーマの不具合 即時リスク
PHPサポート切れによる停止 即時リスク
既存顧客の離脱 中長期リスク
競合との差が広がる 中長期リスク

「更新しない」は何もしていないように見えて、実はじわじわとリスクと損失を積み上げている状態です。

それぞれのデメリットについては、別の記事でより詳しく解説していきます。まずは「何が起きているか」を知ることが、対策の第一歩ですよ。