WordPressの画像を軽くする方法|表示速度とSEOに効く
「ホームページの表示が遅い」と感じたら、まず疑うべきは画像の重さです。
実は、Webページのデータ量の約60〜70%を画像が占めています。つまり、画像を軽くするだけで表示速度が劇的に改善するケースがほとんどなんです。
今回は、WordPress初心者でもすぐにできる画像の軽量化テクニックを紹介します。
結論:画像最適化はSEO対策の第一歩
Googleは表示速度を検索順位の評価基準にしています。表示速度とSEOの関係については以前の記事で詳しく解説しましたが、画像の最適化はその中でも最もコスパの良い施策です。
| 画像の状態 | 1枚あたりの容量 | 10枚のページ合計 |
|---|---|---|
| 未圧縮(スマホ写真そのまま) | 3〜5MB | 30〜50MB |
| リサイズのみ | 500KB〜1MB | 5〜10MB |
| リサイズ+圧縮 | 50〜150KB | 500KB〜1.5MB |
| WebP形式で最適化 | 30〜80KB | 300KB〜800KB |
未圧縮と最適化済みでは、データ量が50倍以上違うこともあります。
ステップ①:アップロード前にリサイズする
スマホで撮った写真は横幅4,000px以上あることも。ホームページで使うなら横幅1200pxあれば十分です。
リサイズの方法はいくつかあります。
- Mac — プレビューアプリで「ツール」→「サイズを調整」
- Windows — ペイントで「サイズ変更」
- オンラインツール — iLoveIMG、Squooshなどが無料で使える
ステップ②:画像形式を選ぶ
| 形式 | 特徴 | 最適な用途 |
|---|---|---|
| JPEG | 写真向き、圧縮率が高い | 人物写真、風景、商品画像 |
| PNG | 透過対応、ファイルサイズ大きめ | ロゴ、アイコン、図解 |
| WebP | JPEG/PNGより30%軽い | すべての用途(推奨) |
| SVG | 拡大しても劣化しない | ロゴ、アイコン |
現在のおすすめはWebP形式です。主要ブラウザすべてに対応しており、JPEGより30%ほど軽くなります。
ステップ③:プラグインで自動圧縮する
毎回手動で圧縮するのは大変なので、プラグインに任せましょう。おすすめは「EWWW Image Optimizer」です。
EWWW Image Optimizerの設定ポイント
- 「メタデータを削除」をON(撮影情報など不要なデータを除去)
- 「WebP変換」をON(自動でWebP形式に変換)
- 「遅延読み込み」をON(画面に表示される画像だけ先に読み込む)
過去にアップした画像も「一括最適化」機能でまとめて圧縮できます。数百枚あっても、ボタンひとつで処理してくれます。
ステップ④:遅延読み込み(Lazy Load)を有効にする
遅延読み込みとは、画面に表示されている画像だけを先に読み込み、スクロールして見える範囲に入ったら残りの画像を読み込む仕組みです。
WordPress 5.5以降は、画像の遅延読み込みが標準機能として搭載されています。特に設定しなくても有効になっていますが、テーマによっては無効化されている場合もあるので確認しましょう。
ステップ⑤:不要な画像を削除する
WordPressは画像をアップロードすると、自動的に複数サイズのコピーを作成します。使わないサイズの画像がサーバー容量を圧迫していることも。
「Media Cleaner」というプラグインを使えば、記事で使われていない画像を検出して一括削除できます。
画像最適化のビフォーアフター
| 指標 | 最適化前 | 最適化後 |
|---|---|---|
| トップページの容量 | 12MB | 1.2MB |
| 表示速度 | 6.5秒 | 1.8秒 |
| PageSpeed Insightsスコア | 35点 | 82点 |
これは実際のケースですが、画像最適化だけでここまで改善することは珍しくありません。
まとめ:まずは既存の画像を一括最適化しよう
- 画像はWebページのデータ量の大半を占める
- 横幅1200px以下にリサイズしてからアップロード
- WebP形式がおすすめ(JPEGより30%軽い)
- EWWW Image Optimizerで自動圧縮が便利
- 既存画像も一括最適化で改善効果大
問い合わせが来ない原因のひとつが表示速度の遅さです。画像を軽くするだけで、サイトの印象がガラッと変わりますよ。
「画像が重いかどうか分からない」「まとめて最適化してほしい」という方は、お気軽にご相談ください。