30万円のHPと100万円のHP、何が違うの?【内訳を正直に解説】
「A社は30万円、B社は100万円。同じホームページなのに、なんでこんなに違うの?」
相見積もりを取った人なら必ずぶつかる疑問です。結論から言うと、30万円と100万円では「作っているもの」が違います。どちらが良い悪いではなく、中身が別物なんです。
今回はその違いを、制作の現場目線で正直に解説します。
結論:違いは「オーダーメイド度」と「戦略の有無」
ざっくり言うと、30万円は「既製服のお直し」、100万円は「採寸からのオーダーメイド」。見た目は同じスーツでも、作る工程が全く違います。
30万円のHPの中身(一例)
| 工程 | 内容 |
|---|---|
| ヒアリング | 1回・1時間程度 |
| デザイン | テンプレートベース+色・ロゴ差し替え |
| ページ数 | 5ページ前後 |
| 原稿・写真 | クライアント支給が前提 |
| SEO | 基本設定のみ |
| 納期 | 2週間〜1ヶ月 |
テンプレートを使うことで工数を圧縮し、価格を抑えています。「とにかく早く、ちゃんとしたHPが欲しい」ならこれで十分なケースも多いです。
100万円のHPの中身(一例)
| 工程 | 内容 |
|---|---|
| ヒアリング・戦略設計 | 複数回。競合調査・ターゲット設計・導線設計 |
| デザイン | 完全オリジナル。ワイヤーフレームから設計 |
| ページ数 | 10ページ以上+下層テンプレート |
| 原稿・写真 | ライター・カメラマンが入ることも |
| SEO | キーワード設計・構造化マークアップ・表示速度対策 |
| 納期 | 2〜4ヶ月 |
金額の多くは「考える時間」に使われています。誰に・何を・どう伝えるかの設計に時間をかけるから、成果につながりやすい。
どっちを選ぶべき?判断基準3つ
① HPに何をしてほしいか
- 名刺代わり・信頼の担保 → 30万円クラスで十分
- 集客・問い合わせ獲得の主力 → 戦略込みの予算を検討
ただし「名刺代わりでいい」と思っていたら機会損失していた、というケースもあります。名刺代わりHPの危険性もあわせてどうぞ。
② 原稿・写真を自分で用意できるか
安いプランは「素材支給」が前提。文章を書くのが苦手、写真がない、となると結局進まずに頓挫します。自分の稼働時間もコストとして計算しましょう。
③ 公開後に運用する体制があるか
100万円かけて作っても、放置すれば価値は下がります。逆に30万円のサイトでも、ブログを継続的に書いて育てれば、集客力で逆転することも珍しくありません。
中間の「50〜70万円」という選択肢
実は一番コスパが良いことが多いのがこのゾーン。
- デザインはオリジナル(ただし装飾は控えめ)
- 戦略設計は要点のみ
- WordPressで自社更新できる体制
「テンプレは嫌だけど、予算100万は厳しい」という中小企業に最もフィットします。
金額より大事な「質問」
どの価格帯でも、契約前にこれを聞いてみてください。
「この金額で、何をして、何をしないのか教えてください」
この質問に明確に答えられる制作者は、価格帯に関係なく信頼できます。曖昧な答えしか返ってこなければ、その金額の根拠も曖昧だということです。
まとめ
30万円と100万円の違いは、手抜きかどうかではなく「オーダーメイド度」と「戦略設計の有無」。自社の目的・用意できる素材・運用体制から逆算して選びましょう。
おくだ屋の料金ページでは、項目別の参考価格と、質問に答えるだけの「かんたん料金見積り」を公開しています。予算感をつかむのにぜひ使ってみてください。